「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
若葉の頃に思う事
寺田 早輪子
(2012/05/31)
若葉の季節。
先日、青々とした木々の並ぶ緑道を歩いて、息子と病院へ行ってきました。
予防接種です。
生まれたばかりの息子。やることなすこと全て、そして予防接種もまさに「若葉マーク」。
病院では始めに、ロタウイルス胃腸炎予防ワクチンから接種することに。
最近はご機嫌の良い時に、ニコニコ笑うようになった息子。
生ワクチンで口から接種するタイプのこれは、とても甘いようで、
「ニコッ」と、先生に微笑みかけながら味わっていました(^^;)
しかし!!!
次に、ヒブの予防ワクチンを注射した途端!
「ぎゃあああああ!!」
さらに!!!
小児用肺炎球菌ワクチンも!
「うぎゃあああああ!!」
生まれてから一番の大声で、顔を真っ赤にしてギャンギャン泣いてしまいました…(;0;)
目に涙をいっぱいためて、私の顔を見つめ泣く、その様は、
「なんでこんなに痛いことされるんだよー!!」と訴えているよう。
その顔を見て、私ももらい泣き。
「ごめんね。あなたのためなのよ。ごめんね。」…と言っても、息子はぎゃんぎゃん(>0<)
私自身も注射は大の苦手ですが、自分が注射されるのと違って「心が痛い」。
母になって初めて感じるこの思い(;▽;)
また一カ月後に、今度は三種混合ワクチンの接種が始まります。そして、その一ヵ月後も…。
新米母さんの心の痛みは続くのであります…。
「アナ・ログ」続いては、金澤アナウンサーです!