「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
恩師
寺田 早輪子
(2017/02/16)
小さな小さな「みゆき先生」のお話。
私が小学6年生の時の担任は新任の女性の先生でした。
初めて、みゆき先生が教室に入っていらした時に感じたこと…、
「わあ!小さい!」
みゆき先生は、身長140cm台。教卓に隠れてしまうほど小さな先生でした。
「初めてクラス担任になります!よろしくお願いいたします!!」
小さな体からびっくりするほど、元気で、大きな声で、そして優しい笑顔で挨拶されました。
小学6年生の私とほとんど同じくらいの身長で(いや、私の方が大きかったか?!)、
授業で黒板を使われる時には、体育の踏み台昇降運動で使う台を黒板の前に置き、それに乗って、さらに背伸びをして、体を目一杯に使って、チョークで文字を書かれていた姿が忘れられません。
とても明るく、みんなに慕われていて、学校でみゆき先生と遊ぶのが、私はとても楽しみでした。
3月の卒業式では、児童よりも、誰よりも、みゆき先生が泣いていました。
「初めて担当したクラス。みんなのことはずっと忘れない」とおっしゃっていました。
あれから、もう30年近くが経ちました。
みゆき先生は、今、「ベテラン先生」としてご活躍のことと存じます。
小さい小さいみゆき先生。
大好きだった恩師の一人です(^^)
★写真は、女子高時代の親友で、久々の食事会♪
『二度目の成人式』をお祝いしました!(^▽^)
アナ・ログ。続いては次は金澤アナウンサーです!