「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

新元号
寺田 早輪子
(2019/05/08)


令和元年。今日から始まる新しいお題は…、
『新元号』。

トップバッターの寺田です♪

「昭和」から「平成」に元号が変わった時、私は小学6年生。もうすぐ冬休みも終わるという頃でした。

連日、テレビでは「天皇崩御」のニュースが流れ、こども心に「歴史的転換に今、生きているのだ」と感じたことを覚えています。

大人になったら、こうなりたい、ああなりたいと夢を見た「昭和」。
平成元年に中学生になり、高校、大学と、挫折も味わいました。

それでも、平成11年。
夢に見た「アナウンサー」に。

厳しい現実に打ちのめされそうになったことも何度もありましたが、それでも、背中を押してくれたのは、これまで出会うことができたたくさんの方々からの言葉でした。

「平成」では息子も授かりました。
新しい時代「令和」を歩く彼らに、前を向く力になる言葉や安心感をプレゼントしていきたいと感じます。

「令和」を築くのが今の子供たちなのだとしたら、「令和」の土台は、私たちが作っていくのだと思います。
「平成」での経験を、「令和」で活かす。
これが私の「平成」を生きた証かと、時代の節目に、ふとそんなことを思ってみました。

※写真は…、
気仙沼市立月立小学校の旧校舎。「令和」にもつないでいきたいほっとする風景♪

アナ・ログ。続いては、令和元年の新人アナウンサー!堤勇高さんです。

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