「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
雨といえば
寺田 早輪子
(2021/06/25)
雨男、雨女という言葉ありますが、私はどちらかといえば、どちらでもない。
強いて言えば「曇り女」。
生中継や外ロケの時に、雨予報が出ていても、何とかギリギリでもつことが多いのです。
カメラマンさんやアシスタントさんとも、「あー、良かったねー」「普段の行いが良いから~」なんて会話も何度もしています。アナウンサーになって20年以上、そのような調子ですので、「曇り女」確定です。
しかし、たった一度だけ、これでもかというほど雨が降った生中継現場がありました。
仙台放送に入社して間もない頃、「スーパーニュース」内で、石巻市の離島・網地島の網地白浜海水浴場から、夏休みのお出かけスポットを紹介するという生中継を担当しました。島に着いた時も、翌日、帰る時もピーカンだったのに、リハーサルも何とか降らずにもったのに、本番だけどしゃ降り!海水浴場でのリポートだったので、半袖短パンに、インナーは水着を着ていたので、傘も差さずにずぶ濡れになりました!
ゲストで出演してくださった島の漁師さんには大きめのパラソルを出してもらったりと、本当にお世話になりました。オンエア終了後にいただいた漁師鍋のおいしさと温かさが身に沁みました!
ですから、正確にいえば「くもり時々どしゃ降り女」ということになるのでしょうか…。
☆写真は…、ラプラス、発見 !! 栗駒山での取材帰りに。栗駒の山の駅にて。
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