「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
アナウンサーを目指したきっかけ
寺田 早輪子
(2021/07/28)
「あなた、文章を読むのが上手いわね~!アナウンサーみたい!」
小学5年生の国語の授業。みんなの前で教科書を朗読した私に、先生がおっしゃったこの何気ない一言が、私に「アナウンサー」という職業を意識するきっかけをくれました。
この一言は、当時、勉強でもスポーツでも、特に周りより秀でた才能がなく、ぼんやりしていた私が「先生に褒められる」という衝撃的な出来事で、今でも忘れられない言葉です。
その日からテレビで「アナウンサー」に注目し始めた私。
特に、土曜の夜に大好きで見ていた『俺たちひょうきん族』の「ひょうきんベストテン」に出ていたアナウンサーに憧れ、「私も将来、ひょうきんアナになりたいなー」と夢を抱き始めました。
それがアナウンサーになりたいと思ったきっかけです。
ある日、突然にかけられた言葉が、一人の人生を大きく動かす。
「言葉のパワー」を心から感じます。
実際にアナウンサーになった今、私の言葉が、誰かの人生にとってプラスに作用することを願いながら、毎日言葉を紡いでいます。
☆写真は…、笹かまぼこの接写中♪
アナ・ログ。続いては下山さんです。