「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
遠足の思い出
寺田 早輪子
(2009/05/20)
『大きくなったら、バスガイドになりたいです!』
小学校の卒業アルバムに、私はこう書いています。その思いを抱いたのは、小学6年生の時の遠足で出会ったバスガイドさんがきっかけ。
6年4組担当のバスガイドさんは、今思えば20代前半くらいの、華奢で小柄なお姉さん。その顔立ち、ヘアスタイル、声……、全てが、私が当時大ファンだった『工藤静香さん』にそっっっくりだったのです!
艶っぽい声での車内アナウンス…、「荷物にならないお土産を…」と言って披露した歌声…、優しい微笑み…。
そのお姉さんの様子をじっと見つめていた私は、「こんなにステキな大人の女性になれるのならば、私もバスガイドになりたい!!」と思ったのでした。
行楽日和の青空の下、芝生でお弁当を食べながら、「艶っぽい大人の女性になるぞ!」と決意を固めた小6の春の遠足の思い出でした。
続いては、私が小1の時、小5だった金澤アナウンサーです!