「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
マイ○○
林 佳緒里
(2009/05/28)
テーマは"マイガーデン"。
ガーデニングの師匠は、ずばり母です。母は、60になる手前、人生2度目となる大学入学を決め園芸療法について学び、さらに今年春、メディカルハーブコーディネーターの資格を取得。植物のことは母に聞けといわんばかりに知識が豊富です。実家の庭は母手作り、この時期はバラが咲き誇っています。
そんな母は、3ヵ月に1度仙台に遊びに来ては、庭師として我が家の庭を綺麗にしてくれます。先日も、伸びきった葉牡丹の植え替えや、小さな八重咲きのバラ、ラベンダーなどを思いつきか?というような早さで植えてくれました。
私は「ハイハイ」と、母が言う通りに植え付け作業の手伝いのみ。色彩感覚や花の種類を学ぼうと思いますが、もっともっと私には勉強が必要なようです。
さらに、花があるところには、虫もつきもの。アブラムシやケムシなど、どうしても好きになれない虫達。でも母は、そんな虫を前に微動だにせず、こうして退治すれば良いのよ!とササット!エイ!またしても見習うべき母の強さです。
あっ!今我が家の庭は、香りの良いハーブ類が多く、赤い実のなるジューンベリーやクランベリー、ユスラウメには緑の実が。中でも一番気がかりなのが「モッコウバラ」です。他のお宅を拝見するとデッキの手すりに沿わせたり、アーチ上に這わせたバラが綺麗に咲いています。
私もそれを目指して格闘中ですが、なんせ1年目の苗を買って育成中、まずは支柱をたて、誘引するところから始めないといけません。あの優雅な姿を夢見て…、いつ実現するのでしょうか?
植物をボォ~ット眺めている幸せは、何ともいえません。季節を感じ、それぞれに成長を続ける。可憐な中にもたくましさを感じます。ガーデニングは、ストレスを癒してくれる貴重な趣味です。
拓雄さんのマイ○○は、こだわりの予感が…。