「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

マイ○○
金澤 聡
(2009/05/27)


私は、低反発枕が登場するまで、自分に合ったしっくりとくる枕に出会えず、いわゆる"マクラジプシー"でした。
どの枕を試しても、肩はこるし、安眠はできないし、快眠生活とはほど遠い日々を過ごしていました。しかし10数年前、低反発枕との出会いは衝撃でした。それまでの睡眠障害が嘘のように深い眠りにつくことができました。
自分の頭の重さでゆっくり沈み、肩も首も頭もやさしく包むフィット感。寝るとはかくも気持ちいいものかと感動すら覚えました。
低反発枕のない世界は考えられない今、長期出張のホテル選びの際は、低反発枕を使用していないホテルには宿泊しません。最悪、どうしても低反発枕使用ホテルがない場合は、マイ低反発枕を持っていきます。
そこまで執着しています。良い仕事は、良い睡眠から生まれます。良い睡眠は健全な身体を保ちます。(もちろん自論です。本当にそうかな~と思うことも多々ありますが…)

ただし、人間は欲深い動物でして、低反発よりさらに快適な睡眠をもたらす枕がないかとたまにネットや寝具店でチェックしています。
たかが枕、されど枕。
究極の枕のことを考えながら、きょうもぐっすり眠りたいと思います。ちなみに写真の枕は低反発ではありません。

次回のマイ○○は林アナウンサーです。

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