「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

受験

(2007/02/15)


林姉さん、私そんなに胃、弱そうですか?悔しくも正解です。牛乳とかついつい一気飲みしてしまうと、トイレ直行です。昔からすぐお腹壊すんですよね。

受験・・・僕の人生を語る上では避けては通れません。前回のアナログでお話しした仏教校は中学受験で入学しました。さらに高校受験で念願だった慶應の付属高校に進学しました。朝から晩まで塾、帰宅したら家庭教師と復習という日々。あの数年間は本当によく勉強したなと我ながら思います。大変だったなぁ。

アナウンサーになるためにも各放送局を受験しました。アナウンサー受験の面接会場って凄いんですよ。何がって、女の子の華やかさ。みんなカラースーツなんです。リクルートスーツだと逆に目立ちます。白やピンクは当たり前。水色、緑、ラベンダー、オレンジ・・・目がちかちかします。髪も茶髪だったり、パーマだったり、今風な子ばっかりです。

忘れもしないのが某局を受けたときのこと。面接前の控え室で、一際目立つ子がいました。髪は真っ黒でショート、というか若干おかっぱ。他にも女の子は20人位いて『もうすぐ面接だよ~どうしよ~』なんて受験生同士でキャピキャピ話しているのに、その子は一人黙ってどっしり構えている。どこか80年代アイドルのようで、例えるならモーニング娘の中に薬師丸ひろ子がいる、といったところでしょうか。

そう、同期の梅島さんです。

今思い出しても異彩を放っていたなぁ。あ、また勝手なことばかり言うと怒られそうなので、やめておきましょう。

とにかく、私の人生は受験ありき。その辛さも喜びも知っているつもりです。親に多大な負担をかけますし、長く辛い戦いではありますが、合格の喜びは言葉では言い表せません。両親も心の底から喜んでくれて、今思えばそれも親孝行だったのかなと思います。
今、まさに受験をされている方、受験勉強をされている方、大変だと思いますが合格を目指してがんばってください。本当に応援しています。

写真は、アナウンサー受験で知り合った仲間です。同期で同じフジ系列!先日系列のスポーツアナウンサー研修がありまして、久々の再会を果たしました。左は
フジテレビの小穴くん、右はテレビ新広島の深井くん。共に厳しい受験を闘った、大切な戦友です。

さて次は、受験で数々の伝説を残したと豪語する、出射アナです!



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