「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

結婚式あれこれ
佐藤 拓雄
(2009/06/18)


自分の場合、結婚式はしましたが、結婚披露宴はしませんでした。写真撮影をしたあと、町の教会(写真がその日のその教会です)で結婚式をして、親きょうだいだけで会食。とても楽しい会食だったことが思い出されます。家族が増えることは楽しいなあ、としみじみ思いました。10年以上前のことです。

僕は男三人兄弟の長男ですが、弟の一人は、ハワイで挙式。これも親きょうだいのみで、4泊6日のハワイ旅行、ハワイの教会で結婚式をして、会食しました。ハワイの教会は、南の島っぽい雰囲気が漂い、讃美歌もどこかハワイアン風。参列者は家族のみで、厳かな中にも暖かくそしてのんびりした、いい結婚式でした。このとき僕のほうは長女が生まれたばかりで、一家で参加と言うわけにはいかず、妻と長男長女を置いて、僕だけが休暇を取って参加しました。でも、両親と3人でハワイ観光するという後にも先にもこのときだけの親孝行ができました。
もう一人の弟は、結婚式や披露宴をせず、入籍のみでした。

というように、兄弟でも結婚の仕方は三者三様。親戚や友人知人の結婚式を見ても、実に様々、それぞれです。どれがいい、ということではなく、それぞれの考え方・価値観やそのときの状況などが反映されているように感じます。

ウチの子どもたちは、どんな結婚をするのか、それ以前に、息子がどんな女性を連れてくるのか、娘がどんな男性を連れてくるのか、それを考えると、今からやきもき、特に将来の「花嫁の父」としての心境は、早くも複雑です。

寺田さんは、結婚式で失敗した話、だそうです。

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