「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
夏休み最終日
梅島 三環子
(2009/08/27)
私は、行かない派でした。
ラジオ体操の経験はあまりないのです。だからか何なのか、子供の頃から夏休みが終わっても妙に日焼けをしていない子供でした。もちろん至って、健康優良児なんですよ。よく遊びましたし。
そんな、日焼けをしていない梅島少女が夏休みの最終日に焦っていたのは小学生のとき。
私が小さい頃は、まだ日焼けは元気に遊ぶ子供の象徴で、みんな真っ黒になるまで遊んでいました。
夏休み明け、始業式の日はクラスで誰が1番こんがり焼けたか競争するのがお決まりだったと思います。しかも、それが半分宿題みたいな感じだったのです。「元気に楽しく、真っ黒くなるまでしっかり遊んでくださいね」と先生から言われ、迎える夏休み。
「はーい!」と元気良く返事をして、あっという間に過ぎ行く1ヵ月半。最終日になると「今年も焼きが足りない…。」と気がつくのです。
「夏休みの最終日」というお題を前に、とっさに庭に出て、最終日の1日だけとってつけたように日焼けを試みていた痛い小学生時代をふと思い出した次第です。
次は、林アナです。
ちなみにラジオ体操は毎日参加派でしたか?