「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
祖父母の思い出その2
寺田 早輪子
(2009/09/08)
取材先で「おじいちゃん」に会うと、はしゃいでしまいます。
一緒に住んでいた父方の祖父は、私が3歳のころに天国にいってしまいました。母によると、私は祖父のツルっとした頭を、ツルツルとなでたりして、かなり遊んでもらっていたそうなのですが、…幼すぎたせいで、祖父の記憶があまりありません。ですから、取材先で年配の男性に会うと、「おじいちゃん」とおしゃべりしているようで、はしゃいでしまうのです。
私が「おじいちゃん」とお話したい理由…。
それは、母から聞くおじいちゃんのエピソードが面白すぎるから。
『道路を歩いていたら、工事中のマンホールの穴に落ちてしまい、自力ではい上がって、帰ってきた。』
『マンホールに落ちたのに、かすり傷程度で生還。』
『夏には、近所の酒屋でサイダーをケース買いしてきて、ごはんにサイダーをかけて、かき込むように食べていた。』
そして、『酒豪』だったそうです。私の両親はお酒はほとんど…いや、全く飲めない体質なので、飲みっぷりの良い私を見て、母は「早輪子はおじいちゃんに似たのね」とつぶやきます。
ああ。おじいちゃんと飲み比べをしてみたい。サイダーではなく、お酒を…。
★写真は、スッポンの生き血の焼酎?日本酒?ワイン?割りです。きー
続いては、産休中の林アナウンサーです!
お変わりなく、順調ですか?