「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
食欲の秋 その2
金澤 聡
(2009/10/07)
秋晴れだった先日、河原で親戚のみなさんと芋煮会をしました。
私が無知なのかもしれませんが、スーパーなどで取り扱っている芋煮会キットはすごいですね。驚きました。
肉や野菜の食材はもちろんですが、調味料、飲み物、鍋、薪、はし、器、ゴミ袋、すべて一式揃っていて、あれこれ準備でバタバタする必要がないんですね。
事前に予約をしておいて、芋煮会当日にスーパーの受付にいけば全部そろえてくれているので、手軽に気軽に芋煮会ができるんだなあと感心しきりでした。何せ10年ぶりぐらいに芋煮会に参加したので、芋煮・浦島太郎状態でして、毎年やっている方には当たり前の話なんでしょうか…。ちょっと驚きました。
さて、芋煮会当日、男手では私が一番年下ということで薪担当を志願しました。新聞紙と薪をくべて煙と戦いながら、悪戦苦闘の末ようやく安定した火力を供給できるようになりました。
その後は女性のみなさんが上手に味付けして出来上がり。
いぶした臭いに体中包まれながらも、秋空の下食べる食事は本当にうまい!
とくにちょっと労働した後だったので、それはそれは美味しく感じました。
大勢で食べるというのもうまみの調味料になっていたのかもしれません。
秋は美味しい食材だけでなく、おいしくなるスチュエーションもあるんだなと思った一日でした。
次回は早坂アナウンサーです。どんな食欲の秋なのでしょうか?