「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
読書の秋 その2
佐藤 拓雄
(2009/10/22)
すみません。写真は、「スポーツの秋」でした。
クライマックスシリーズ第1ステージ、チケットが手に入り、長男と観てきました!
僕はスーパーニュースの後かけつけましたが、長男は、絶対最初から観たい!と、しばらく一人で観戦。そんな頼もしくなった長男に撮ってもらった1枚です。
さて、その小学5年生の長男は、歴史にとても興味があります。
そんな長男にぴったりの本が刊行されました。朝日新聞の発行する「週刊マンガ日本史」。毎週1冊、全50冊シリーズで次々に届く予定です。
僕も小さい頃から、歴史には大いに興味があるので、毎号、長男が読んだ後に借りて読むことにしました。
第1号は、「卑弥呼」。
いやー、面白かった。
長男も、邪馬台国の謎に興味津々です。
彼なりに、書かれた内容をよく理解していて、「邪馬台国はどこにあったんだろうねえ。パパはどこだと思う?」なんてことを言ってきます。
そこでふと思い出したのが、20歳くらいの頃に読んだ、邪馬台国に関する本。小中学生向けに書かれた本なのですが、実にわくわくする内容でした。
なぜその本を読んだのかというと、高校時代の友人(同級生)が書いたものだから。
当時大学生でそんな本を書けるほど、歴史に造詣が深い男だとは思っていなかったので、それにもびっくりしましたが、内容の濃さにもびっくりした記憶があります。
いわゆる「遷都説」をベースに書かれていて、本当に面白い本でした。
せっかくだから、その本を長男に読ませたいと思ったのですが、物置の奥にしまってあり、取り出すのは、相当な決意と時間が必要です。
新たに手に入れようにも、インターネットで調べたら、すでに廃刊になっているようでした。
でも、タイミングはまさに今。休みの日にでも、ちょっとがんばって、物置奥から「発掘」しようかな、と思っています。
ちなみに、著者である友人とは、しばらく連絡を取っていませんが、どうやら東北地方の大学で教鞭を執っているようです。どこかでご縁があるかな。
続いては、原アナウンサーです。