「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
読書の秋 その2
(2009/10/23)
秋の夜長に読書…する習慣は、あったら良いのですがもっぱら私はお風呂から上がって家事を少ししたらベッドにバタンキュー。
小学生までは図書館の隣に住んでいたので本の虫だったのに、今では本腰をいれないと自宅で読書はできません。
流石にマズイなぁ…
と言うことで、数年前から朝早い勤務の「あき」時間に本を読むように心がけています。
業務もあるのでなかなかゆっくりとはいきませんが、淹れたての珈琲を飲みながら購入した本を広げるのは至福の時間かもしれません。まぁ、飛び飛び読書ですから大作には取り掛かれないのが実情ですけどね。
ちなみに今は、元FBI捜査官のご主人との「出会い」から「結婚生活」を描いた田中ミエさんのエッセイ「ダンナ様はFBI」(去年手に入れたのですがやっと最近手に取りました)を読んでおります。
コレが面白い!!!
例えば、本の見出しから拾うと…
「防犯の観点から日本一の錠前師を探せ!電話は犯罪の入り口、自分では名乗ってはいけない!話しかけにくい相手は心の中で抱きしめろ!辛い時はパートナーに甘えて乗り切れ!家庭と仕事を両立させてこそ人生は楽しい!」…などなど。
VIP護衛だった元FBI捜査官のご主人は、一般人には無い「あぁ!なるほどなぁ~」と思うポリシーの持ち主。時に滅茶苦茶だと思えるご主人の出す指令に奮闘するミエさんの姿が面白いのですが、根底にあるのは「愛」なんですよね。素敵なご夫婦です。人生のちょっとした教訓も盛り込まれているのがニクイです。
そろそろ読み終わるのが寂しい限り…。
と思っていたら、角田光代さんの「8日目の蝉」が面白かった~!と聞いたので今度はこれを読んでみようと思います。
と言うことで、私の読書の「秋」の「空き」時間話でした。
さて、週明け月曜日は浅見さんです。