「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
受験
(2007/02/08)
受験…といえば私にとって青春です☆
柳沢さん、情報ツウですね~!
高校生の時、私はタカラジェンヌになることが夢でした。
タカラジェンヌとは、兵庫県にある宝塚歌劇団の団員のことで、皆様よくご存知「女の園」です。
本気で舞台の道に進みたかった私は、試験科目であるバレエ・声楽・面接に備え、毎日お稽古に通っていました。
予備校ならぬ、宝塚を目指す学生のための学校が存在するのです。
もちろん、その稽古場も女の園。
女子校育ちの早坂にとっては、違和感がありませんでしたが、現在この話を人に話すと「え~青春時代がないの?!」と驚かれます。いやいや、女の園でも青春はありましたって!
宝塚受験を目指す子たちは、甲子園を目指す球児たちに似ているような気がします。
朝練をしたり、夜中までレッスンしたり、関東から関西まで模擬試験を受けに行ったり…学業との両立は大変でしたが、仲間と刺激し合っていたものです。
とにかく無我夢中でした☆
忘れられないのは、最終試験の朝。
会場に行く途中、私は憧れだった団員(宝塚用語では「生徒」と言いますが)の方に偶然会うことができて、
「笑顔で、思い切って頑張ってね!」
とのお言葉をくださいました。
おかげで私は全力を出し切ることができました。
しかし、結局はタカラジェンヌの夢は叶いませんでした。
それでも、あれだけの情熱を持って突き進むことができた「宝塚受験」は貴重な経験☆
毎年、4月頃に宝塚音楽学校の合格発表のニュースを見ると私は青春を思い出すのでした。
受験、それは青春の1ページ・・・なんちゃって(*^^)
さっお次は「勉強していない~」と言いながら夜中まで受験に備えてコツコツ勉強していそうなイメージがある寺田アナウンサーです☆