「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

学問の秋
寺田 早輪子
(2009/10/30)


古代エジプト。若くして、王位に就いたツタンカーメン王。歴史から抹殺されたその背景に何があったのか…。

…と、書いているだけで、ゾクゾクします!

今、私が読み漁っているのは、「古代エジプト」に関する書物。

きっかけは、12月20日まで宮城県美術館で開催中の「トリノ・エジプト展」。
仙台放送スーパーニュースの取材で、作品の搬入から私が密着取材を担当しています。

イタリアのトリノ・エジプト博物館から海を渡ってきた120点のエジプト遺産。
一つ一つに、生み出された歴史的背景があり、当時の文化があり、人々の暮らしがあり…。
館内を回るたび、学びなおしたい欲求が湧いてくるのです。

注目は、「アメン神とツタンカーメン王」の石像。大理石のように真っ白彫像で、高さは2メートル、重さは約2トン。
21世紀の今も圧倒的な神々しさを放つその石像は、なぜこの世に生みだされたのか?
ツタンカーメン王とは、どんな生涯を送ったのか?

「ツタンカーメン王のことが知りたい!」…けれど、何しろ、歴史から消された王様だけに、これまでに私が手にした書物は情報が乏しく、知りたい欲求が満たされません。

どなたか、オススメの「ツタンカーメン王」本を教えてください!!

★写真は、取材先でであった「子ヤギ」。
飼い主によると、「ヤギの乳は母乳の味」だそうです!

続いては、勉強熱心でいらっしゃる金澤アナウンサーです。


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