「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

学問の秋
林 佳緒里
(2009/11/06)


息子の誕生から早いもので、まもなく1ヶ月になります。
★前回の写真は「手」を掲載したので今回は「足」。足の指が長いと言われますが★

私にとっての「学問の秋」は、息子から学ぶ「育児」に尽きます。
先輩ママの皆さんと比べたら、私なんかはまだまだ新米も新米で恥ずかしい限りですが、そんな私でも「育児」は1日として同じように時間が流れる日はないことを実感します。
昨日はよく寝たのに、今日は全然ダメとか。昨日はミルクをはかなかったのに、今日は何度もはくとか。昨日はこうしたら泣き止んだのに今日は全く効果なしとか。心配、不安な事が毎日いろいろ。
でもその一方で、親の顔を見て顔真似をするようになったとか、まつげが黒々してきたとか、指をしゃぶるようになったとか。小さな成長も日々感じられ「新米な私」はそうしたちょっとした小さくても嬉しい、楽しい発見に日々支えられています。

息子の世話をしていると、当たり前ですが、「人って親の愛情をうけて、こうやって大きくなって、こうやっていろんな感情が芽生えていくんだろうな」とあれやこれや感じます。
まさに「学問の秋」から始まった私の育児。
来年の「学問の秋」、つまり1歳になった息子はどんな子供に育っているのか?そして私はどんな母親になっているのか?不安もありつつ、じっくり向き合いながらいろいろ学びたいと思います。

次は、息子の誕生を「まだうまれないのか?まだうまれないのか?」と気にかけてくださっていた浅見さんです。

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