「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
芸術の秋
梅島 三環子
(2009/11/22)
子供のころ、写生大会で構図が崩壊。象が象にならず、動物園で泣いた記憶があります。ですから、毎年「美術の時間」が増える芸術の秋は私にとって憂鬱な時間が増える季節でもあります。
ただ、絵ではなく"書"で表現する芸術なら大好きです。3歳から15年間続いた書道教室は、今から思い返すと本当に純粋に楽しかったから続けられたんだなぁ…と思います。
なかでも、布団くらい大きな紙の上に乗ってペットボトルくらいの太さの筆をもち、バケツに入った墨で豪快に書く"書"が大好きでした。
一瞬何の字を書いているのかわからなくなりますが、あの大きな創作的な字を書いているとワクワクする気持ちと失敗したくないというドキドキした気持ちが入り混じります。
あのくらい大きな作品を作るのは、高校生くらいからですが、小さい頃から書初めなど大きな作品の時は、躍起になって字を書いていました。
幼稚園や小学校のころは、服はもちろんズボンの下のパンツにまで墨をつけて親に笑われていた記憶があります。
めっきり、筆を持つ機会はなくなり書も書けなくなりましたがいつかまた訓練をして作品を作ってみたいなぁと思います。
写真は、"芸術的"な新作創作料理を頂いているところ。松島のカキと黒毛和牛のコラボ料理です。松島カキの新作料理発表会@松島一の坊さんにて。ごちそうさまです。
小中高と美術の成績は5!だったとか。次は芸術派の寺田アナです♪