「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

寒かった思い出
寺田 早輪子
(2011/02/16)


気温が低くて、寒い。
風邪をひいていて、寒い。
「寒さ」にもいろいろありますが、大失敗をして冷や汗が出て、寒い!
…という経験ありませんか?( ̄▽ ̄ )?

それは、アナウンサーになって1年目の失敗でした。

初めて、民謡大会の司会を務めることになった私。

本番。
コンサートホールの舞台袖から舞台下手の立ち位置に、笑顔で登場。
会場からの暖かい拍手を頂きながら、さあ!第一声!

…あれ?何かがおかしいぞ??

…「あ!!マイクを忘れた!!」( ̄▽ ̄;)!


今、思うと、本当にありえないミスです。
アナウンサーがマイクも持たずに、手ぶらで、舞台にあがったのですから…。
武器を持たずに戦場にとび込んだようなものです。

しかし、拍手で迎えられてしまったし、舞台でスポットライトを浴びてしまっているし、…ああ!

…さて、私は、どうしたでしょう?

なんと、そのまま、
「みなさん!!!こんにちは!!!!」と、大声で叫んだのです。

頭が真っ白になっちゃったのですね。

慌てて、スタッフの方がハンドマイクを持って走ってきてくれたのですが、会場は大爆笑。

私も「えへへ…」と笑顔は作りながらも、ひやぁ~~とした汗が出ました。

「顔から火が出るほど恥ずかしい」時って、「寒い」ものですね…。

今でも、たまに夢で見てうなされる、新人時代の「寒い思い出」です。


★携帯電話の機種変更をしました!約1300万画素の写真が撮れる優れものです!(大好きな「はっさく」とともに…)

続いては、いつもステキなコートをお召しの柳沢アナウンサーです♪




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