「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

ともにII
梅島 三環子
(2011/08/29)


先日、新幹線に乗って遠出をする機会がありました。
ぼんやり車窓を眺めていると、空き看板や空き地、そして工事現場などに「頑張れ東北」、「継続支援」、「共に前へ」など…東北に向けた、様々な応援メッセージが書かれていました。

全国の方々から被災地域のことが、忘れられていないこと、そして気に留めて応援していただいていることを実感することができました。

またこの夏は、実際に仙台にも多くの方が集まり、地域を活気付けてくれました。
東北六魂祭や仙台七夕祭り…。
どちらも、予想以上の人出となり、六魂祭では一部混乱も見えましたが被災地域にこれだけの人が集まるというのは東北の人間として、全国の方々に、感謝しなければいけないことかもしれません。

静岡に住む私の高校時代の友達も、この夏仙台に家族旅行にやってきました。人生初の仙台だとのことで、仙台・宮城をたっぷり観光したようです。

震災を受け、スピードでは様々ではありますが、復興へと向かう被災地域。全国の人に支えられて、ここまで来たこと。そして、全国の人がいたからここまでこれたことを考えさせられます。

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