「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
2011年今年を振り返って
梅島 三環子
(2011/12/20)
2011年を駆け抜けたのか
はたまた、2011年が駆け抜けて行ったのか…
思い返すと、今年は本当に色々なことがあった年でした。
3.11直後の記憶は、あまり鮮明ではありませんが
必死に毎日を過ごしていたら
あっという間に1ヶ月が過ぎ、3ヶ月が過ぎ…
夏になり、冬になったという感じです。
皆様にとっては、どんな1年だったでしょうか。
先日、内陸ではありますが大崎市三本木の酒蔵が全壊し
川崎町に新しい蔵を建設した「新澤醸造店」を取材させていただきました。
震災から9ヶ月…蔵は再起の一歩を踏み出したばかりです。
全国から、復興を遂げた酒として注目される分、
これまで以上に、厳しい目で出来栄えを確認していた5代目の目は実に真剣でした。
思いも強い分、ぶれない信念を強く持つことの大切なのだそうです。
この年末は、伯楽星と一緒に県産の海産物…なんて最高の幸せですね。
たくさんのものを壊し、失った2011年。
来年こそ、たくさんのものを取り戻し
復旧だけでなく復興へと大きな飛躍を遂げることを願うばかりです。
明日は浅見さんです!