「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
入学
寺田 早輪子
(2007/04/03)
板垣さん?
私の過去を知って、どうしようと言うの?( ̄▽ ̄ )
高校生の時は「放送部」でしたよ。その頃からアナウンサーになりたかったのです。
「お昼の放送」で、大好きだったSMAPの「テンダラー」をエンドレスで流したら、校長先生に怒られたことが、一番の思い出です…。
今回のテーマ「入学」…で浮かぶのは、「高校に入学した頃」のこと。
思い出は、「桜」とともに刻まれています。
私が通った女子高は、故郷・いわき市内でも「桜」が美しく咲く名所として知られている場所です。学校の敷地全体が、桜で囲まれているのです。
いわきは、東北で最も早く桜が咲く所で、私の入学式の時は、ちょうど「満開」!
入学してすぐの一週間は、はらはらと花びらが散る中、校庭を走ったりしたものでした。
まさに、「桜の園」の女子高は、右見ても、左見ても、女子だらけ。教室も、お手洗いも、更衣室も、女子だらけ。…当たり前ですが、同級生にはキレイな女の子が多かった。
幼稚園に入る前から、ウルトラマンごっこが好きで、男の子と遊ぶことが多かった私は、『男気あふれる女の子』でしたので、女子校に入学し、キレイな同級生と話すたび、「ああ。私も、女の子としての魅力『女子力』(「じょしりょく」と読んでください…)をアップさせねば…。」と思う毎日でした。
入学シーズン、桜の季節が、またやってきます。
未だに、春、街行く新入学生、ピンクの桜を見るたびに、改めて、「『女子力』を上げるべく、努力しなければ!」と、思うのです。
女子アナなのに、「男らしい」といわれ続けている、今日この頃です。
ごめんね、お母さん。(?▽?)
※写真は、女子力に満ち溢れている気象予報士・高沢裕美さんです。
続いては…、こちらも、入社してきた時から、『女子力』に満ち溢れていた梅島アナウンサーです!