「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
新たなスタート!
(2012/04/02)
はじめまして!今月仙台放送に入社しました小口(おぐち)ひとみです。 どうぞ宜しくお願い致します。
出身は東京の下町です。一年間アメリカと半年間フランスに留学していたとき以外は、東京に住んでいました。
母は青森出身で、母の姉家族は仙台に住んでいるので、小さい頃から中学生くらいまでは毎年必ず仙台に遊びに来ていました。
小学生・中学生の頃は家族と母の姉家族で、よく東北の山に山登りをしにいきました。今でもハイキングや自然に触れること、温泉が大好きなので、これから宮城県の様々な場所に足を運びたいと思っています!
小さい頃からよく来ていて、第二の故郷のように思っていた、東北。震災直後は何も手につかず、只只テレビを見つめることしかできませんでした。
震災後に私が参加したボランティアのボランティアセンターから、先日お礼のお葉書が届いていました。その時のボランティア内容は、沿岸部に近い家々を回って、必要な物はないか、困っていることはないかをお聞きするというものでした。
被災地では、長期でボランティアに参加している方にもお会いして、私も学生のうちに長期でボランティアをしたいという気持ちがあったのに、結局短期でしか参加できなかったことを後悔しておりました。
私がしたことは微々たることで、お礼を言って頂くようなことでもないのですが、お葉書をみて心が温まりました。
アナログでは先月まで3回に渡って、「ともに」というテーマでお送りしていましたが、頂いたお葉書にも「ともに」という言葉が入っていました。この言葉を聞くたび見るたびに、被災地でお会いした人の顔やボランティアでの出来事を思い出します。
私もみなさんと「ともに」という気持ちで、アナウンサーとしてできることをしていきたいと思います。
未熟な私ですが、精一杯頑張りますので、宜しくお願い致します!
お次は、研修で大変お世話になりました!林アナウンサーです。