「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

若葉の頃に思う事
林 佳緒里
(2012/05/29)


目にうつる葉も、若葉からだんだん色濃い緑になってきました。
去年は、桜にしても新緑にしても、ゆっくり楽しめませんでしたので、こうしてゆっくり眺めることができることに幸せを感じます。

さて、ようやく次男も沐浴できるようになり、これまで1ヶ月、家の中にこもりっきりだった生活も終わりました。あ~こんなにお日様が気持ち良いものとは・・・。

そんな中、体にも良いからと、先日たくさんの海藻類が贈られてきました。(★写真★)
そうです、パッケージを見ていただくと分かりますが、雄勝町船越の漁師の皆さんが作った、ワカメ、フノリ、ヒジキ、とろろ昆布などです。

震災の被害が大きかった、船越地区。
取材でお話を伺わせていただいた漁師さんご夫婦がおくってくださいました。

漁も少しずつ再開され、復興市などを定期的に開くなどして、生計を立てていらっしゃいます。
生命力あふれる若葉の頃にいただいた貴重な海産物。
船越地区も復興にむけ、力強く前進している証ですね。

母乳は、自分が食べたものが、直接赤ちゃんの栄養になります。少しでも体に良いもの、良いものをと気になりますが、栄養面だけでなく、こうしたお気持ちをいただいていることもかみしめながら、今、大切にいただいています。

明日は、拓雄さんです。

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