「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
さー!この冬は何をする?
佐藤 拓雄
(2012/11/29)
毎日の通勤は、なるべく徒歩を心がけています。
もちろん、健康のためです。
片道30分弱。往復歩けば、一日の最低限の運動量としては十分です。
ただ、一年中徒歩通勤できるかというと、そうでもありません。
まず真夏はとても無理。
春先は花粉で無理。
雨の日も歩くのは嫌です。
こう書くと、意思も体も弱い人みたいですが、とにかくその時期は徒歩通勤はできません。
一番いいのがこの時期。
寒くても、歩くことでかえって体も温まります。
写真は、その通勤路。
ちょっと先はもう仙台放送、という場所です。
真っ黄色になったイチョウ並木の葉もだいぶ落ちて、枝が目立つようになりました。
しかし!
写真で見るときれいなのですが、この通りは、非常に苦痛です。
あのにおいが充満しているからです。そう、銀杏のにおいです。
「鼻が曲がる」とはこういうことをいうのか、と毎回思わせるあのにおい。
どうしてあんなに臭いんでしょうね。食べると美味しいのに。
息を止めて歩きたいくらいですが、このイチョウ並木、かなりの長さです。
そして、においだけでも我慢ならないのに、歩道に散らばった、たくさんの実。
こんなものを踏んづけてしまったら、どこまでいってもにおいがついてきてしまいます。
特に「危険」な場所では、水たまりの道を歩くように、慎重につま先歩きでよけながら・・・あーイライラする!
暗い夜道はさらに用心です。
でも、ふと周りを見ると割と皆さんさっさっと歩いて私を追い越して行くんですが、大丈夫なんでしょうか?踏んでいないんですか?
徒歩通勤、そして、銀杏に注意。
「この冬は」というより、毎年冬の大命題です。
つまらない話でひっぱってすみません。
明日は、広瀬アナウンサーです。