「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ


(2013/02/15)


何年か前に、「BS旅気分」という番組で、[雪国]にロケに出かけたことがありました。

津軽鉄道の旅・・・「つてつ」ですね。ストーブ列車のストーブでスルメを焼き、日本酒で一杯。売り子のおばちゃんが津軽民謡を歌ってくれる・・・車窓からの眺めは一面 雪・・・
いい旅をさせてもらいました。

その沿線の金木町、太宰治の故郷ですね。
斜陽館見学までは良かったのですが・・・・・

金木といえば・・・・・
金木の名物イベントといえば・・・・・
ことし26年目を迎えたそうです・・・・・

「地吹雪体験ツアー」です。
今年も1月26日から始まったそうです。
こればかりは、荒天でないとはじまりませんね。

地吹雪を体験するために「三種の神器」といいますと
@もんぺ
Aかんじき
B角巻

@のもんぺは、別にはかなくてもいいのですが、これをはいた方が気分が出るのです。
Aかんじき これは絶対必要なアイテム。降り積もった新雪を踏みしめる感覚というか、感触を味わうためです。そればかりでなく、かんじきが」ないと歩けませんので。
B角巻 これは毛布というか、ブランケットというか、同じですか! 大きなショールというか、バス停で待っているおばあちゃんがよく被っているでしょ?
頭からすっぽりと・・・・・・
これが身を守るのだそうです。

ツアー客が行かない所に案内されました。立っていられないほどの強風!そして角巻が奪い取られそうな強風!!カメラも映像として映らないほどの風雪!!!

風雪を逆手に取ったイベント企画ですが、そこには雪国で暮らす人たちの思いも感じ取ることも出来ました。
今年のツアーは2月17日までだそうです。

お次は、寺田アナです。


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