「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
8"まるよ!
(2013/04/04)
一日の始まりは夢から覚め、大体ぼんやり始まります。
そのまま2度寝して、気付いたら夕方、一日が終わっていたなんてこともあります。
今この文章を書いているのが大阪の某ホテル。
今朝もも「関西系のご婦人から、某ホテルについての歴史・伝説を教えてもらう」という、何とも不思議な夢を見て、今しがた起床しました。
大阪は大好きな街です。
束の間の滞在者の夢にまで侵入してくるパワフルさが大好きなわけですが、夢の中でも関西のご婦人はよく喋ります。
そして、その歴史・伝説とやらも、もちろん夢の中の作り話ですが、良く出来た話でした。
ただ、ここで待てよ、と思うわけです。
私のような口下手人間が見た夢に、そんなお喋りご婦人が登場するってことは、私もその気になったらご婦人並のお喋りができるのでは?
だって、夢は私の頭の中で構築されているわけであって、ご婦人のお喋りを考えているのは、実際は私なのですから。
さらに、良く出来た歴史・伝説を作り上げたのも私。
もしかして自分には隠れた才能があるのかも。
そうなると「人間の脳は数%しか有効に使われていない説」を信じたくなります。
私の眠れる才能よ、早く覚醒して頂戴。
夢の中には、たまに有名芸能人が登場してくれます。
夢での芸能人の方は、テレビで良く見る、そのものの振る舞いで、朝から私のテンションを上げてくれることがあります。
ということは、私の頭の中に、その方の完全コピーが出来上がっているはず。
この才能が覚醒すれば、私もモノマネが上手にできるはず。宴会の余興で私はスターになれるはず。宴会でスターになれれば…。
あぁ、なぜ、人間は夢の中でしか才能を発揮できないのであろうか。
うんん、考えても良く分からない。
そうだ!もう一度、夢のパワーを借りてみます。
では、これから2度寝に突入しますので、皆様おやすみなさい。
次は梅島さんです。