「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
水無月&梅雨に…かく想う
(2013/06/23)
プロフィールの趣味欄に「観劇」と書き足そうかなと思っています。
最近行ったもので、まだブログに書いていないのが、ウィーン少年合唱団と明治座で観た歌舞伎です。
歌舞伎に関しては、いつだかに散々書いたので簡単に。
花道のすぐ脇の席(上写真参照。花道が左奥へと続いています)だったので、役者さんの汗だくな姿を見ることができました。以上。
そしてウィーン少年合唱団。
100人ほどいる少年団員たちは、著名な作曲家の名前が付けられた4つのグループに分かれています。
今年来日したのは、3人の日本人団員が所属しているモーツァルト組。
AKB48でいう、チームAみたいなものなのでしょう。
"天使の歌声"と称される歌声は、やはり素晴らしい!
私が書かずとも世界中がとっくに知っています。
さらには舞台進行も少年たちが務め、一生懸命覚えた日本語で曲の紹介をします。
"あの!ウィーン少年合唱団!"に対し、見ている人達は途中から親心を抱きます。
歌声だけではく10~14歳の少年の健気な姿も合唱団の魅力なのです。
菅野よう子さん作曲の「花は咲く」を歌った時は、会場中からすすり泣く声が。
『日本人のツボを良く抑えているぞ!』と、思わず拍手。
最後はもちろんウィンナー・ワルツの王、ヨハン・シュトラウス2世の「トリッチ・トラッチ・ポルカ」
みんなで手拍子打って会場の心は一つに。
アンコールにも応えてくれた少年達は、日本に多くのファン、そして家族を作ってウィーンへと帰って行きました。
なんという、爽やかな少年たち!
同じ年の頃、私はリコーダーの低いドの音が出なくて悩んでいたというのに。
『よし!また来年も観に行こう!!』
次は稲垣くんです。