「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

仙台七夕
梅島 三環子
(2013/08/05)


7年前の8月…
入社1年目の私は、七夕飾り審査員の仕事を仰せつかりました。
市内の飾り付けをみてまわり、商店街の中でどの飾り付けに心引かれたかを他の審査員の方々と話し合い決めるという仕事です。

1年目、初めて見る仙台七夕。
「七夕は、駅前のアーケードだけではないんだ…」と少し驚いた私が向かったのは、泉区の根白石でした。

テレビで見ていた、アーケードにずらりと並ぶ吹き流しとは違い、根白石の飾り付けは、大きな植木鉢を使って竹が植えられています。
背丈もそれほど大きくはありませんが、店先や玄関先に並ぶ一つ一つの飾り付けが、丁寧に手作りされている様子が伝わりすごく温もりのある七夕だなあと感じたことを覚えています。

もちろん、例年中継で立つ一番町四丁目商店街の飾り付けは圧巻です。鏡店さんや文具店さんなど、毎年驚くほど美しく豪華な飾り付けは目を見張るばかり。

でも、それぞれの町でそれぞれの味わいが楽しめるのが仙台七夕だなと感じています。

今住んでいる町も、以前住んでいた町も、仙台七夕に合わせ商店街は彩られます。
お祭りの少し前から、飾り付けが始まり、日常の一部となっている竹飾りはとても風情があります。

写真は、生活圏内の警察署。
こちらも立派な飾り付けです。

明日はいよいよお祭り初日。
今年は3日間お天気に恵まれればいいですね!

次は、高谷アナ。
仙台七夕は、お初かしら…。

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