「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
2013 夏の総決算
(2013/09/02)
夏の甲子園の総決算といきましょうか。
ことしは95回大会でした。
ことしは、どの地域でも、どの学校でも、甲子園で優勝する可能性をみせてくれた大会でもあったような気がします。
地域差、学校差がなくなったというか、確実に縮まったことを感じさせてくれました。
特に東北勢は、史上初めての5校が初戦を突破し、24年ぶりに2校がベスト4入りしました。
日大山形・花巻東は惜しくも決勝進出を逃しましたが、東北勢同士の決勝対決が夢ではなくなりました。
甲子園のアルプススタンドには「ふるさとがある」と言われています。中継の応援メッセージもそんな故郷への思いを紹介していますね。
大会期間中、私はアナウンサーの皆さんの母校をそれぞれの出身地の代表校と位置付けています。(笑)
ではそれぞれのアナウンサーの母校!とその戦いぶりを紹介しましょう。すみませんが、全員は紹介しません。勿論、地元宮城勢の応援は第1ですが・・・・・
私の母校!修徳(東東京)と佐藤拓雄アナの母校!日大三は早々と敗退してしまいましたね。東京勢は強い年とそうじゃない年がありますね。
新人アナの2人、高谷アナの弘前学院聖愛は初出場でベスト16、いい戦いをみせてくれました。
木下アナの富山第一はベスト8入り、準々決勝の延岡学園戦では1点差負という接戦でした。
この2校は、本当にいい試合をしてくれました。
初出場の前橋育英が頂点に立ちました。
私流でいいますと、柳沢アナおめでとう!!!!
私だけでなく、社内から「おめでとうございます」の
雨・霰でしたね。
一躍、時の人になった前橋育英の荒井監督ですが、お立ち台で「夢のようですね」
生徒との対話を重視し、
選手の日常生活を厳しく指導しているといいます。
東北勢にとっても、夢のような出来ごとが実現する日が遠くないでしょう。