「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

2014年「ともに」
寺田 早輪子
(2014/03/06)


「背がどんどん伸びて…、今、身長は163cmあります!」

3年ぶりに会った少女は、私と背の高さを比べながら、そう微笑みました。

彼女と初めて会ったのは、3年前の東日本大震災直後の女川町。
避難所でのインタビューがきっかけでした。

その時、彼女は小学5年生。
私の肩の高さより背が低く、ランドセルを背負っていた少女は、今、私よりちょっぴり背が高くなっていました。

久しぶりにあった彼女は、こう話していました。

「震災直後は、がれきの山になった街を見るのがつらかった。
今はがれきは片付いたけれど、更地が広がり、震災前とすっかり風景が変わってしまった街を見るのもつらい。」と。

それでも、中学生になり、少し「大人の視点」から、故郷・女川の将来を見つめられるようにもなっていました。

「私と同じような思いを、未来の女川の人たちにはしてほしくないから、
『東日本大震災でどんな被害が出たか』を伝えていきたい」。


子供たちの成長をみると、『3年』という月日の重みをひしひしと感じます。

ぐんぐん成長する子供たちのように、被災地の復興も進んでいくことを、心から願います。

☆南三陸町志津川での取材。南三陸さんさん商店街で、「オクトパス君」を購入。かわいい~!

「アナ・ログ」、続いては…、そろそろ職場復帰ですね!梅島アナウンサーです!


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