「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
梅は咲いたか…桜はまだかいな?(in 仙台)
佐藤 拓雄
(2014/04/08)
先月、我が家にも桜が咲きました。
長男が第一志望の高校になんとか合格。
年明け、特に2月以降の「桜」を待つ期間は、初めて経験する、なんともいえない落ち着かない日々でした。
受験生の親になったのは今回が初めて。
自分の受験のほうが余程マシだ、と思いましたし、受験に限らず、これほど気をもむ経験もなかなかない、というほどの落ち着かなさでした。
自分の時も、親はこうだったのでしょうか。
だとすれば、まさしく「親の心子知らず」。
親になってはじめて知ることはいまだに多いです。
・・・しかし、客観的にみると、けっこう恥ずかしい話ですね。
いくつになっても、親としてドンと大きく構えることなどできない小心者のダメ親です。トホホ。
その長男が、入試が終わって「イッキ見」していたのが、去年放送された「高校入試」というドラマ。湊かなえさんの書き下ろし脚本で、私自身がかなりハマって、毎週楽しみにしていたミステリードラマでしたが、受験前の人が見ると、ちょっとどころじゃなく、入試が怖くなりそうな内容だったので、長男には「見ないほうがいいよ」と、見せなかったのです。もちろん作り話、ドラマの話ですが、案の定、見終わって、「入試が怖くなるねー」との感想でした。
ドラマの中に、「桜はいつ咲きますか?」「入学式の二日前に」というセリフがたしかありましたが、本日、長男の入学式。仙台の桜は、入学式の一日前に咲きましたね。
写真は、去年から長男の机に鎮座する、南三陸町特産の合格お守り「オクトパス君」。
ご利益ありました!ありがとうございます!
明日は、飯田アナウンサーです。