「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

どうする?何する?衣替え!
金澤 聡
(2014/05/29)


先日、プロ野球解説者の田尾安志さんから「イカ」をいただきました。
釣り好きの方の間では有名ですが、田尾さんはプロ顔負けの釣りの腕前。
全国各地でありとあらゆる魚を釣り上げる名人ともいえる域に達したお方。

その田尾さんからいただいたイカですから、おいしくないはずはありません。
はやる食への欲望を抑えつつ、イカを凝視していましたが、
私は生まれて一度もイカをさばいたことがありません。
どうすればいいのか。
何もわからないまま、自己流で下準備に取り組みました。

表面の皮をはがす作業は、まさに「衣替え」
薄い紫色の表面の皮をはがすと、きれいな白い姿が現れます。
あの白いイカの身をみると、真夏の清涼感のような感情を抱くのは私だけでしょうか…。
そういう意味で「衣替え」のような感じを覚えました。

意外と皮をはがす作業は簡単で、あっという間に皮むきは完了しました。
あとは、内臓を取り出し、イカの背骨のようなものを取り出し、なんとか下準備ができました。

あとは、イカ焼き、刺身、下足揚げに調理しました。

さすが田尾さんが釣ったイカだけに、
どんな調理をして食べても美味しく、これまで食べてきたイカの中で一番でした。
私はイカ好きで結構色んなイカを食べてきたつもりでしたが、触感、甘みは特筆。
至福のひとときを味わうことができました。
田尾さんありがとうございました。

私も釣りをしたいのですが、船酔いがひどく、おそらくこの先も食べる専門なのだと思います。
自分で釣ったイカを食べたら、また格別なんでしょう…想像だけにとどめておきます。

次回は、佐藤アナウンサーです。


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