「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

思い出の味
金澤 聡
(2014/08/06)


両親は共働きだったので、小学生のときは祖母がよくご飯を作ってくれました。
学校から帰ってくると、おやつの用意も祖母がしてくれました。
甘酒、ピーナッツでつくった豆腐、茶碗蒸し、そして、お稲荷さんに手巻き寿司とおやつというより「おかず」ですが、いつも何かを作って孫たちが帰ってくるのを待っていてくれました。

その祖母のレパートリーの中でも、一番好きだったのが、『ちまき』です。
きな粉をまぶして食べるのが、最高のおやつでした。

先日、実家から荷物が届きました。
ちまきが送られてきました。
懐かしい味に舌鼓。
変わらない味に癒されました。
最高のおやつになりました。

中華ちまきも好きですが、素朴な『ちまき』も急に食べたくなる味です。

次回は、高谷アナウンサーです。

戻る

アナウンサーTOP
HOME