「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
休み明けといえば…
梅島 三環子
(2014/08/25)
休みって、ほんとあっという間に終わりますよね。
休みを待ち焦がれている時間は、あれほど長く感じるのに。
当たり前のようですが、不思議ですね。
さてさて先日、取材で東松島市にお邪魔しました。
写真は震災後のお休みを経て、去年から海水浴場として開かれている「月浜海水浴場」です。
伺ったのはちょうどお盆期間中。
家族連れなどが、歓声をあげながら海水浴を楽しんでいました。
割とこじんまりしていて、小さい子どもでも安心して遊べそうな海岸です。
海では、シーカヤックを楽しむ人も多く、また浜辺の近くの民宿も人の出入りがあり、そこに活気が戻りつつあることをしっかりと感じることができました。
しかし、ほんの数十メートル歩くと仮設住宅が立ち並びます。移転地を確保するために、危険を承知で建設されているようですが、海水浴場の復活をただただ喜べないような複雑な思いにさせられました。
あれから、迎えた4度目の夏…。
復旧が確実に進む中、だからこそ忘れないと強く思いました。
明日は、広瀬アナの休み明けのお話です。