「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

読書の秋…「読み返してしまう本」
寺田 早輪子
(2014/09/09)


高校一年生で初めて読んだ向田邦子さんの「思い出トランプ」。
今も大切に持っている本です。

高校の放送部に入部したばかりの頃に出場した大会の朗読部門で、この短編集の中にある
「大根の月」という作品を読み上げました。

10代の高校生だった私。
当時の私なりにじっくり作品を理解して、読み込んで、大会に臨んだつもりでしたが…、結果は惨憺たるものでした。

大人になった今、読み返してみると、やはりとっても「大人な」内容。
母親として…、妻として…、嫁として…、女として…、主人公の女性の心模様を描写した作品です。
高校生だった私は、なぜかこの作品に惹かれ、発表作品として選んだのですが…。
「表現」するには、当時の私はまだ子供だったようです。

たま~に、声を出して朗読しています。
今でも。

高校生だったあの頃の私と、大人になった今の私の朗読。
どう違っているか。比べてみたい。(^^)

☆写真は…お盆の仙台駅にて。初めて見ました!『はやぶさ』と『はやぶさ』が並んでいます!

アナ・ログ、続いては、金澤アナウンサーです!


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