「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

読書の秋…「読み返してしまう本」

(2014/09/16)


昇太師匠の独演会が先日ありました。
最近は、仕事の関係で、日帰りが続いていたのですが、
久しぶりのお泊り、もっきりを飲んで、いい打ち上げが出来ました。

いつの間にか、会社デスクの上には、単行本が重ねられていました。10数冊になっていました。
ものは?
山本周五郎
藤沢周平
浅田次郎
小沢昭一
鶴見 紘
吉村 昭

そうそう、隣にはCDも重ねられていました。
ものは?
名調子・西村小楽天でつづる不滅の岡晴夫
芥川隆行が綴る名調演歌30選
追悼・田端義夫 バタヤンの声には涙があった
柳家小三治独演会
高座30周年 桂雀々十八番
立川志らく独演会
春風亭昇太独演会
柳家三三独演会
一之輔の今んところ
あるは・・・あるは・・・

聞き返しも結構するのですが、
読み返しですね。

我々の商売は、言ってみれば読み返す仕事ですので、
毎日、毎日、原稿を読み返している訳です。
ニュース原稿は、何べんも読み返していると、飽きますが、(誤解がないように、いい加減に伝えているわけでは、勿論ありません)
新人アナの場合は、何べんも練習する必要がありますがね、上記のような読み物は、読み返しても不思議なくらいに、また読めるし、読み込んでしまうのです。

まさに、どれも名作なのでしょう。

では最近の読み返し本は?

藤沢周平
「疫病神」
「告白」
「三年目」ですかね。短編です。

あすの返しは、佐藤拓雄アナです。

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