「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

シーズンということで…「学園祭の記憶」

(2014/10/08)


早稲田大学の学園祭は非常に賑やかで、なかなか歩くのも大変でした。
ひと、ひと、ひとでごった返しています。
柔道着姿の巨漢がいたり、野球のユニフォームを着た女の子がワイワイはしゃいでいたり、、浅草の大道芸人ばりのジャグリングを披露する人がいたり、学ラン姿の応援部が威風堂々と歩けば、これぞ早稲田のバンカラ学生も存在感を示し、そうかと思えば水着姿の人やここでは書けないようないでたちで行進する。
最後に挙げたような人達は、常人が発想しない行動をとることをモットーとしている節があり、そういった所が認められてか、今や立派な企業に勤めていたりします。
まさしく人材の宝庫。

今となればそんな風変りな集団は少ないので、懐かしい気持ちに駆られてもう一度足を運びたくなるような学園祭でした。
東大や慶応の学園祭もそんな雰囲気。学生はどこも同じような感じでしたね。


私も大隈講堂前のステージで500人を前に色んな事をするイベントに出たことがあります。
頭で瓦を割ったり、めちゃくちゃ激辛なカレーを早食いをしたり。
このくらいだったら今でもできますが、その他にもここでは詳しく書けないような学生のノリを展開していました。

普段の学生生活で培った学術的成果や、鍛錬を重ねた末に織りなす肉体的躍動を示すことなど一切せず、行き当たりばったりの突発芸ばかりを披露していました。
学生時代の思い出を挙げるとなれば、やはり大学の雰囲気を象徴する学園祭の一駒が最初に思い浮かんでくるものですね。

次は柳沢さんです。

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