「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
雨
(2007/06/14)
落語界の鬼才 立川志らく師匠も昭和歌謡の愛好者。ただポピュラーな歌を嫌う。先日も志らくさんの岡晴夫「上海の花売娘」に、藤山一郎の「なつかしの歌声」でわたしは対抗した(笑)
「雨」の歌は昔から数々あれど、昭和歌謡の雨の名曲を3つほどピックアップしますか。志らく師匠も認めてくれるかな?
まずは
昭和28年(1953年)の藤山一郎が歌った「みどりの雨」古関裕而の作曲。♪カラーフィルム
♪ゴルフ帰り ♪セダンなどモダンな歌詞が・・・・
昭和28年当時は、カラーフィルムは普通では販売されていない時代、美しいメロディーに時代を先取りした歌詞が大衆を魅了したのだろう。
春日八郎の高音の魅力がでている「雨降る街角」雨降る街で男女の機微を歌う春日演歌の真骨頂である。
上原敏「通り雨の唄」SPレコードからの音源を最近聴いたが、う~ん、これはもうひとつだったかなあ。
同じ上原敏の「仏印だより」は良かった。
ここまで古いと、ついていけませんね。
「雨の御堂筋」ぐらいで勘弁しましょうか?
では林アナどうぞ。