「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
(受験シーズンなので…)テストの思い出
梅島 三環子
(2015/01/27)
テストの順位って、今も張り出すのでしょうか?
これこそ、個人情報だろうに…と思いながら眉を細めて眺めていた高校時代が思い出されます。
順位がよければ、そんな考えにはならないのかもしれませんがね。(汗)
そんな私ですが、1回だけ「強運」を発揮したテストがあります。
中学から、高校に進学する為の内部試験です。
中高一貫校なので、高校受験がない代わりに「卒業テスト」という名前で実施されるもの。
学校が定める「基準点」に達するまで、永遠に追試が続く仕組みで、まぁ勉強が苦手な者にとっては、蟻地獄のような試験です。
私の成績では、5教科一発クリアは絶望的。自分自身に期待もしていませんでした。
しかし! 迎えた合格発表…ならぬ、基準点発表。まさかの一発クリアを成し遂げたのです。
人生の運は、全て使い果たしたと真剣に思いました。キリスト教の学校に通いながら、行く先々の神社仏閣、七夕の短冊まで…。ありとあらゆる、願いをかなえてくれそうなものにすがった甲斐があったのでしょうか。
有難い結果に、浮かれすぎていた日々が蘇ります。
とはいえ、内訳をみれば基準点ギリギリセーフでクリアした教科が多数。高校に行っても、お勉強のことでの悩みは尽きないのですが…。
まぁ、過ぎたことなので良い思い出として記しておきたいと思います。
写真は、先日食べたクルチゲ。牡蠣鍋です。
おいしかったー!!
明日は、寺田アナです。