「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
雨の日の過ごし方
梅島 三環子
(2015/06/18)
先日、沖縄に行ってきました。
6月半ばの時期。例年だと、梅雨まっ只中ということもあり、全日「雨」を覚悟の旅行でした。
息子が飽きることのないよう、とりあえず子供が遊べそうなホテルを調べに調べ、見つけました!雨でも楽しい宿泊先!!
屋内プール。大浴場。キッズプレイルーム。そして、走りやすい絨毯の長い廊下。
これなら雨でも、大丈夫!!
『雨の日の過ごし方』を徹底的に考え、万全の対策で準備に勤しみました。
しかし、そんな矢先、出発の前日、沖縄地方は、まさかの去年より半月も早い梅雨明けを迎えたのです。
「やってしまった…。晴れバージョンの計画がまるでない…。」
気温も高いので、とりあえず、海に入れてみるもギャン泣き。波の出る屋外プールに移動しても、ギャン泣き。
そんな弱った彼の心では、穏やかな屋内プールすら楽しめるはずもなく、ひたすら彼を慰める旅となってしまいました。
唯一喜んでくれたのは、パイナップルの売っているお土産屋さん。試食のパイナップル片手に、踊っていました。
「息子よ、それはワザワザ晴れの日にやることではない。」
嬉しい誤算、南国の太陽を満喫しようとしていた母にとっては、少々切ない旅行となりました。 無念。
明日はそのお休みをつけて頂いた、柳沢部長です。
切なかったけど、それなりに楽しかったです。ありがとうございました。