「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

子どもの頃なりたかったもの
金澤 聡
(2007/06/22)


今回のテーマは、「子ども頃なりたかったもの」です。

「ジャイアンツの四番」と「若大将」といえば"原辰徳"世代の私は、子どもの頃、プロ野球選手になりたいと思ったこともありました。
そして、アニメは「機動戦士ガンダム」と「キャプテン翼」世代でもある私は、サッカー選手になりたいと思ったこともありました。
「オリンピック」といえば"カール・ルイス"と答える私は、陸上選手になりたいと思ったなど、スポーツ選手に憧れたことが多かったです。

しかし、一番なりたいと思ったのは、お寿司屋さんの「板前さん」でした。
威勢のいい「らっしゃい!」に憧れ、角刈りに憧れ、ねじりはちまきに憧れました。
そして、なによりも、厳つい親方のごつい両手から何であんなに美味しいものが作り出されるのか、その神秘性に憧れました。中学生くらいまでは、普通に『将来はお寿司屋さんで働くんだろうなあ』と考えていました。確か両親にも、『お前の将来はお寿司屋さんで修行することだからな』なんて普通に言われていたように思います。
果たして、人生のどの岐路でお寿司屋さんの道を選択しなかったのかはよく覚えていませんが、もしかすると今頃、「へい、らっしゃい!!」とお客さんを前にして握っていたのかもしれません。

次は、夢見る乙女、出射アナウンサーです。


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