「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
子どもの頃なりたかったもの
梅島 三環子
(2007/06/26)
えっ、番長ですか…!?
こう見えても、なかなかまじめに生きてきたのですよ。
まじめにまじめに、ずっと『獣医さん』にあこがれていました。
小さい頃から、我が家には犬がいて自分でしゃべることのできない動物のことをわかりたいと思ったのがきっかけかもしれません。
でも、致命的。血が大の苦手の私に解剖などできるはずもなく高校では、教科書を開くのも嫌で生物を選択しなかったほどです。
もちろん獣医になるには、解剖だけじゃなくてたくさんの知識と教養が必要ですが、「獣医は血をみなくてはいけない」と知ったときあっさりこの夢を諦めてしまいました。
でも、こどものときって肝心なことが抜け落ちていたりしますよね。いわゆる、そもそも論。私は、そもそも「血」が全く駄目だったのにこの獣医への夢を5年以上持ち続けていました。
でも、夢っていいですよね。ふと、今の私の夢ってなんだろうと考えてしまいました。目標や課題はたくさんあるけれど、子供のときに持っていたような夢って今の私には何になるのだろうと…。
んー、いつまでも現実離れしていてもいいから壮大な夢を持っていたいと思います。
次は、同じ獣医さんへの夢を持っていたという林アナウンサーです。