「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

子どもの頃なりたかったもの

(2007/06/25)


隣の席の金澤アナにそのように言っていただけるなんて。さすがです。見た目はヤングな女の子、中身は『おっさん』あるいは『裏番長』としばしば言われる出射です。
そんな私にもカワイイ時代があったそうです。
母に確認したところ幼稚園の頃の夢はお花屋さんと言っていたようです。
当時お花屋さんはランキングでいうとトップクラスだったような記憶があります。
でも最近の子どもたちはかなり具体的なようで・・・。

ときどきみんなで食事する仲間の中に小学生の女の子がいます。しっかり者でとってもキュートな1年生の女の子です。出会った頃は幼稚園の年長さんでした。
将来の夢を聞くと「ゆかっち!(私のことです)」と答えてくれます。感激!!
ちなみに前は「客室乗務員!」だったそうですが「アナウンサー」ではなくて今は「ゆかっちになりたい」とのこと。
けっして自慢の意味はありません。ただ、それだけきちんとしていないとなぁと改めて思うのです。「ゆかっちでいいの~?」と私。そしてまわりの大人たちは「ゆかっちになるためには勉強しなきゃいけないんだよー。」とか「ゆかっちもピアノ習っていたんだってよ」とか言います(笑)
大人はどうしても方向付けしたくなってしまうのかもしれません。きっと誰にでも、自分にとってよかったことの他に、もっとこうすればよかったと思うこともありますもんね。

思い出してみれば、母の影響で水泳はいつのまにか10年以上続けました。あとは・・・子どものころ父と本屋に行った時なぜか上智大学の赤本を手に持たされた記憶があります(残念ながら上智大学は受験してません)。テレビを見ている時には父が、なぜか出演しているアナウンサーのプロフィールを暗記していて教えてくれました(今思うとちょっとコワイ?父はアナウンサーに詳しいのです)。「勉強して立派になればこのお姉さんみたいになれるんだよ」なんて言われたような気もします・・・。

立派になったかはさておき、その結果現在の私がいるわけです。
そしてそれにより、写真のように、
今月中旬、福岡のテレビ西日本で行われた系列女性アナ研修会に参加でき、
そのおかげで本場でもつ鍋を味わうことができました。美人女性アナのみなさんと「がっつり」もつ鍋を食べました。幸せでした。

続いては、しっかり者の『表番長』梅島アナです。うめこー!


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