「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

通信簿の思い出
梅島 三環子
(2017/03/24)


「結果が全て」ということを子供の時からよく言い聞かされていた気がします。
ということで、優れた結果を出せなかった私は
通信簿をもらうのがとても憂欝でした(汗)。
「自分なりにがんばった!」と反撃はしていましたが、
「途中経過なんて関係ない」と一蹴されていたことを昨日のことのように思い出します。

ですが、最近の教育方針では途中経過を大事にする傾向があるようで。
あの頃の私に、そんな素晴らしい寛大な教育法があったなら
伝えてやりたかったというものです。
(まぁ、そんな優しい親だったら甘え過ぎてどこまでも堕落して行く自分の姿が
容易に想像出来ますが。)

最近では、取材で通信簿をもらう子供たちの表情をみることがあります。
みんな、ちょっと嬉しそうで…恥ずかしそうで。
その表情を見ていると、自分の苦い思い出は少し和らいできます。

加えて、去年くらいから
通信簿ではありませんが…
保育園での息子の様子を面接で伝えられます。
「頑張っていることに、これから頑張りたいこと。」
息子の評価なのに緊張するのは親ばかり(笑)。
これからは、こっちに気を揉むんだろうなぁとつい考えてしまいます。

次は、牧アナウンサーです。


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