「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

マイベスト映画
稲垣 龍太郎
(2017/05/31)


記憶に一番残っているのは「火垂るの墓」ですね。

忘れもしません、小学6年生の授業。
広島に修学旅行に行く前に、授業で「火垂るの墓」を観ることになりました。

それまでも観たことはありましたが、なるべく鑑賞することを避けてきました。

それは・・・必ず号泣してしまうからです。
小学校の授業で「火垂るの墓」を観た時も、クラスメートがいるにもかかわらず、教室で、ただ一人、号泣。
友人たちの注目の的となってしまいました。

でも・・・反論するわけではありませんが・・・。
あの映画を見たら、誰だって涙流しますよね!?
即、涙腺崩壊ですよ。私からすれば、「火垂るの墓」を観て泣かない人に対して、「なぜ?」という疑問符がついてしまいます。
お母さんがあんな姿になって亡くなって、居候先のおばさんに、グチグチ言われて、居づらくなって、最後には、妹が死んでしまう・・・。

二度と戦争をしてはいけないと、あんなに強く訴えかけてくる映画があるでしょうか。
自分から繰り返し観たくはないけれど、そういう意味で、私にとってのマイベスト映画は、「火垂るの墓」なのです。

※画像は、今ハマっている韓国料理
「牛テールうどん鍋」です。
スタミナつけて暑さも乗り切れそうです。
「ドロップ水」で飢えを凌ぐこともなく、
こうして、
どこの国の料理でも食べられる今は、
本当に恵まれた時代なのだと感じます。


次は、飯田アナウンサーです。

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