「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
部活動の思い出
梅島 三環子
(2017/08/10)
中学・高校時代は、化学部でした。
特別「化学」を愛していたわけではありませんが憧れだったソフトテニス部が人数一杯で入部できず、ひょんなことから足を踏み入れました。
ちなみに中高一貫校に通っていたため、6年間ずっと化学三昧です。
こう言うと、よく勘違いされるのですが決して私は化学の授業は得意ではありません。
クラスの方でも、苦手な部類だったと思います。
でも、実験は確かに大好きでした。
何かと何かを混ぜ合わす。
温度を変えて、実験を繰り返す。
はたまた、実験準備室の匂いを嗅ぐのも嫌いではありませんでした。
実験は非日常的で、そのワクワクする感じにそそられ続けていました。
しかし、実験にはトラブルも付き物でヒヤッとする場面も多々。いまだに、鼻筋に飛んだ硝酸銀のシミは消えることなく、薄くはなったものの、残っています。
当時は、かなりショックでしたが今となっては懐かしい思い出です。
ソフトテニス部でさわやかな汗を流していたら、まるで別の人生を送っていたのかもしれませんが、振り返ると、私には化学部の方がよかったのではと感じます。
そういえば、先日誕生日を迎えました。
祝って頂き、ありがたい限りです。
このテーマは、今日が最後。
次は飯田さんから、新テーマです。