「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
感謝してます
金澤 聡
(2017/11/17)
史上最大を超える下剋上はなりませんでした。
2010年、プロ野球の千葉ロッテがリーグ3位から日本一を成し遂げたとき『史上最大の下剋上』 と表現されました。
今シーズン、3位に終わった楽天イーグルスは、パ・リーグを制したソフトバンクホークスとのゲーム差が
「15.5」
これをひっくり返して日本一になれば、『史上最大を超える下剋上』
クライマックスシリーズファーストステージで、2位の西武ライオンズ相手に2勝1敗で制し、まずは下剋上の第一歩踏み出しに成功。
余勢を駆ってCSファイナルステージも1位のソフトバンク相手に2連勝する最高のスタートを切るも、その後3連敗で、『史上最大を超える下剋上』の夢はついえました。
優勝した2013年以降の3年間はBクラスだった楽天が、今年は3位にまで押し上げ、CSの舞台で戦うことができたことは、感謝しかありません。
今年は夢を見させてくれました。来年は必ずや実現してくれるでしょう。
そういえば、日本一になった2013年の優勝パレードのとき、大勢の人で埋まった沿道から聞こえてきた言葉は、「おめでとう」ではなく 『ありがとう』でした。
来年は感謝のパレードができることを期待します。
写真は、ファイナルステージ第5戦の試合前のヤフオクドームです。
次回は、寺田アナウンサーです。