「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
夏休みの思い出
(2007/07/30)
「扇子」と「手拭い」があれば、なんでも出来るのです!
スタジオセットのライブペイントが7月から衣替えしました。ライブペインターの佐藤健史さんに、今回は2日間で仕上げてもらいました。見事です。前回のパリの市場「カフェ・ドゥ・ムービン」から旅に出て3ヶ月余り、辿り着いたのが、ここヨーロッパのとある港町。「港町」といっても「十三番地」ではありません。「ムービン・ブルー」というタイトルです。もう夏休み気分ですね。
さて、「夏休みの思い出」 また、唸りますね。ウー。
臨海学校という言い方は今でもするのですか?
硬く言うと、
夏期に海辺で、健康の増進、水泳訓練、その他特別の教育計画のもとに開設される教育施設ということになります。
我が高校では1年生が必修の授業になりましたが、入学時には、こういう伝統があるということは知る由もありません。どういう伝統?水泳には「赤ふん」を着用するんです。そうです。そうです。何がそうです?「ふんどし」です。「赤いふんどし」です。石原裕次郎の「赤いハンカチ」は知っていましたが、「赤いふんどし」はネェ!漢字ですと「褌」と書きますが、褌祝は男女13歳から15歳に行う成人式の祝いだそうですが、臨海学校で何も祝うことはありませんよね。当時、「赤ふん」を着用していた学校は、あの学習院と我が母校ぐらいだったのか?周りの海水浴客からは羨望の的だったらしいです。しかし、しかしですよ。こういう伝統というものは、いつか変えなければいけない時期がくるもので、その時が我々の時だったのです。「海パン」変更に決定!その当時はほっとした表情で臨海学校に参加したのでしょうが、今思うと「赤ふん」最後の年の方が絵になりましたかね。浅見少年15歳の夏の思い出でした。
さて、お次は、原アナのキャンプ便りです。